11/29/2016

イイニクの日

11月29日(火)晴れ。

近ごろは、語呂合わせでいろんな日がありますね。
で、今日はいい肉の日と云うことです。

久しぶりの上天気~大潮で風も穏やかそう。夕方の潮時に合わせ
宮崎市在住で磯釣り大好きの弟の案内にて、日南海岸の磯へ行ってきました。
宮崎の海岸を歩くと、自然のアートが至るところで目につきます。 
 道路から15mほど降りた磯にあがった。
振り返ると、こんな感じの景色。 
 餌はオキアミ。
 アタリ4発の内、一発は外れ。3発はハリス切れ・・で、つまり坊主。
慣れない磯釣りは難しい。根に持っていかれ、如何にもならずライブレイクの結末となる。
弟が掛けたブダイ・・強烈な引き。
 イスズミ・・美味くないので、即リリース。
3時からの2時間あまり、伊勢湾の釣りとの違いを実感しつつ無念の終了。
 さて、きょうは「イイニク」の日。
だからと云うわけでもないけど、夕飯は猪の「い~い、肉」 だった。
で、牡丹鍋でいただいた。
普通、猪肉は向こうが透けて見えるほど薄切りにする。けど、田舎は超厚切り。
野菜と肉が同量につき、その味は当然・・濃厚となる。

11月27日(日)雨のち曇り。
午後、日曜日恒例の姪っ子一家が遊びにやってきた。
Xmasイルミネーションを見物のため、友人の子供たち2名も一緒に。
で、折角だから皆でこんな作品作りも楽しんだ。
 夕食は日向灘の釣りたて海の幸いろいろ。
刺身や・・
カルパッチョ。 
とどめはカンパチ茶漬け。
娘婿のMくん自慢の一品。「これを食べないでは帰れない」と、いつも思う絶品!
 2016年秋・宮崎の旅(つづく)

11/27/2016

霧島晩秋

11月25日(金)晴れ。

11月25日(金)に都城へ行き一泊してきた。
ぐるりと山に囲まれた都城盆地、とりわけ霧島山地に沈みゆく夕日は美しい。

弟の孫たちのため、今年も孫たちのジイちゃんと一緒にXmasイルミを設置した。
辺りが薄暗くなる夕方5時過ぎ、センサーが働き点灯~!その6時間後、自動的に
切れるように設定した。今年はエントランスにアーチを増設したので一層賑やかになった。
 26日(土)午前中に、イルミのコントローラーやコネクター類の防水措置。
午後からは、いつもの霧島・牧園温泉に向かった。
 霧島温泉郷に、新しいバイパス道路が完成していた。
曲がりくねった川沿いの山道から、何時も眺めていた工事現場だった。
それが、今年になってやっと開通。橋の下からも湯けむりが湧きあがっていた。
 霧島神宮の大鳥居。
 神宮前のもみじ並木。
何時もの奇麗な紅葉を期待していたけど、まだまだの感じ。
 牧園温泉は200円で浸かれる天然温泉。石灰質の結晶が湯口にビッシリ。
龍馬の新婚旅行でも有名な霧島温泉ですが、
昭和四年、かの与謝野晶子も「牧園へ太皷をどりを見に来よと便りきたりぬ瓜を割る時」の
歌を残しています。
熱々の温泉で一息入れたあと、必ず立ち寄るのが高千穂牧場。
それは、絶品のソフトクリームにありつく為。
土曜日の夕方は庭でBBQ。炭を起こし、秋刀魚を焼いた。 
 そしてメインは高鍋海岸の岩ガキ。姪夫婦がわざわざ買ってきてくれた。
ちょっと小ぶりながら、天然岩ガキはプリプリ濃厚~腹いっぱい美味かった~!
2016年秋・宮崎の旅(つづく)

11/23/2016

高千穂神楽

11月23日(水)曇り。

神話の国・宮崎は、天孫降臨の地と呼ばれている。
予ねてから一度は見てみたいと思っていた、高千穂神楽の見物に行ってきた。

高速道で約2時間半、宮崎県高千穂町に着いた。
11月下旬~翌年2月は夜神楽の季節。その間、町並みに沿って御幣が飾られる。
 この時季、高千穂の集落では“里神楽”が夜を徹して行われる。
きょうはNET検索で見つけた、高千穂神社神楽殿での夜神楽ならぬ
“昼神楽”を見物。
本日の開催は午前10時から夜11時まで、延々33番が奉納されるとのこと。
 石段をあがると、高千穂神社神楽殿だった・・
  鎌倉幕府の信仰厚く、当時、境内に植えられた杉は樹齢800年以上・・
 天空を埋め尽くす杉の巨木が、その歴史を物語っている。
神楽殿前で演じられていた舞い。神楽の始まりを告げるようだった。 
 午前10時半、神楽殿では神社総代さんのご挨拶があった。
只今から夜11時まで、33番の御神楽が奉納されます。皆さん方には、出来れば
「最後までお付き合い頂きたく思います」
 只今、午前11時半。
最後まで見ると、あと11時間半を要することになる。
序曲/始曲は、彦舞(ひこまい)
天照大神が籠っている、天岩戸探し出す・・ 
手力雄(たぢからお)
 天岩戸前の舞、神楽のはじまりと云われる。
鈿女(うずめ)
 鈿女(二)
世話役方の説明では、鈿女は地元の中学生が演じたものとのこと。
最後に出演の生徒全員が舞台へ・・盛大な拍手が送られた。 
 夜中11時までは無理。と云うこともあり、3番までで無念の退席。
外で出会ったのは、高千穂棒術のメンバー。
江戸時代に、小藩だったこの地の農民に教えられた古武術とのこと。
 境内を後にして、次に向かったのは天岩戸神社。
 5~6年前、一度訪れたことがある。
神社受付で申し込み、今回初めて天岩戸を対岸に望む神域へ。
白装束の神官のお祓いを受けてから案内して貰った。
(聖域とあって撮影は不許可であった)
先回、やっぱり行けなかった天安河原(賽の河原)へ向かった。
 神秘の雰囲気があたりに漂う・・
仰慕ヶ岩(ぎょうぼ)の祠。
だれが名付けたのか「賽の河原」とか。何時の頃からか「三途の渡し」とも。
パリからきたカップルに偶然出会い、ちょっとだけ言葉を交わした。
神秘漂うこの地を、彼らは如何に感じたのだろうか。
だれが置いたのか、こっちとあっちの境に積まれた無数の小石。
  しかし、河原沿いのこの光景こそが現世・・かも。
多分、藤と思われる蔓に絞められ共に朽ちた杉が横たわっていた。
 岩壁に据えれたミツバチの箱・・
 樹上の巣はカラス・・
 そして、神社参道の灯篭には、道中安全を見守るフクロウが留まっていた。
神話のふるさと高千穂は、そのまま日本の原風景だった。
2016年秋・宮崎の旅(つづく)

11/21/2016

伊勢湾の幸(旅のクイズ)

11月20日(日)曇り。
伊勢湾の幸、ワタリガニが竜宮城に届いた。

TAIBOWS船長に送って頂いた伊勢湾のワタリガニです。
砕いた海水氷詰め、更に冷蔵便のため送付2日目にも関わらず、獲れたての
ままの鮮度で到着しました。
庭に設置してある強火力の薪窯で、蒸し器2杯分を炊きあげました。
 
熱々のうちにと、一杯だけ試食しました・・ 
 ミソがたっぷり、身は甘くプリプリ~!あとは夕食にて・・
 午後、シイタケ狩りに行ってきた。
昼なお暗い湿り気を好むため、孟宗竹の竹林に榾木をズラリと並べている。
 自家用のため、ちょっと放置気味・・
で、きょうも育ちすぎが沢山採れた~
これは山で採った天然のヤマブシタケ
山伏装束の前飾りにそっくりな姿からきた名前とのこと。
里芋との煮っころがし、美味かった。
 いま残っているのは渋柿だけ。けど、これが田舎の景色に秋色を添えている。
 近ごろは、どこの農家もこんな小型トラクターが導入されている。
20cmほどの深耕と、同時に元肥を混ぜ合わせることができる優れもの。
 畑の脇に、勝手に生えている三つ葉。
きょう、娘婿のMくんが日向灘で釣ってきた。名の通り、ギザギザの歯があるカツオ。
Mくんは釣るだけではなく、魚を捌くのも大変上手い。 
伊勢湾の蟹と日向灘のハガツオが出会った。嬉しい夕食を皆で頂いた。
 こんなんもあり・・中身が変。だけど、紛れもなく落花生。
変と云えばこの米。
宮崎には、未だに刈り取られていない稲田があちこちに残っている。
雑草にしては揃いすぎ・・近寄ってよくみると確かに稲穂だ。
そこで「旅日記」久々のクイズです。

「この稲は如何なるものでしょうか?」
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2016年秋・宮崎の旅(つづく)